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ホントに簡単なパスタ。 オイルとニンニクと鷹の爪、パセリ、パスタだけ。 シンプルだから難しいという人が居ますが、 どうなんでしょね? イタリアでは、トラットリアやレストランでは殆ど食べれません。 家庭でかピッツェリアでくらいでしょうか。 どこの地方の料理か知りません。 ただ、アルトアディジェでもプーリアでも食べさせてもらいました。 全然作り方が違うんです。 あ、ごめんなさい。全然なんっていっても、切り方や、 少し入る物が変わるくらいなんですけどね。 プーリアで食べた物は、ニンニクをみじん切りにしてオリーブオイルと鷹の爪を加えて 一緒に鍋で香ばしくした物に、パスタ・パセリを絡めて出来上がり。 アルトアディジェでは、ニンニクをスライスしてオリーブオイルとバター、鷹の爪で 香ばしくしてパスタ・パセリでした。 たったこれだけの違いで、相当味が違うんです。 シンプルなだけに、ニンニクの切り方一つだけでも香りの出方、 味の強さが全然変わります。 もちろんどちらも美味しいんですよ。 ただ、好みではないんです。 どちらも・・・。 多分これがこのパスタの難しい所の様な気がします。 シンプルなだけに、好みが分かれるというか、自分の理想とするものでないと だめと言うか・・・。 お客さんからのオーダーでたまに作っていた事がありますが、 麺がもう少し細くないと、もう少し辛くないと、ニンニクが・・・ 色々な意見を頂きました。 やっぱり、難しいパスタなのかもしれませんね(笑。 僕の中の理想とするアーリオーリオ ぺペロンチーノがあります。 昔サービスをしていたときに、そこのお店のシェフが作ったアーリオーリオ。 ピカピカに光って凄くよい香りがして、 直ぐにでも、食べたいのですが残念ながら僕のではありません。 見ただけなんです。 でも、それだけでも凄く凄く美味しそうだったんです。 なんなんでしょうかね。 それ以来、このパスタを作る時は、そのシェフの作り方です。 かなり頻繁にこのパスタを作りますが、絶対にそれを超えるパスタを作れる気がしません。 もちろん、そのパスタ食べた事ありませんから(笑 そのシェフの作り方、決まっていることといえば、これだけです。 ニンニクはみじん切り、 香ばしくしたらパセリのみじん切りを加え、水は加えない。 パスタは、ディチェコのスパゲッティーニ。 茹で上げたさい、少しだけ茹で汁を加える。 本当にこれだけ、 あ、大切な事。 パスタをゆでるお湯は、塩をしっかり。 これが、出来ていればオイルからめただけで、パスタって美味しいんですよね。 で、思い出しました。 本当は、乾麺のパスタのこと書こうと思っていたんです(笑。 麺もメーカーによって全然違うんです。 いやいやそんな訳でまた、次にでも書いてみますね。 因みに僕のパスタも不味くないですからね。 そのシェフの作り方ですから、美味しいに決まってます(笑。 ただ、僕の中で100点でないだけです。 とりあえずこれからもきっと来ない、100点満点の日を目指して頑張りますね(笑。
by miyaki_ya
| 2007-09-04 06:12
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